沼田市では都市住民の方を対象とした”沼田市田舎体験ツアー”を開催しています。
この体験事業は、田舎ぐらしを体験することで本市を知っていただき、本市への郷土愛を育んでいただくために、実施しているものです。
令和6年度、第3回は南郷の曲屋(外部リンク:沼田市観光協会)で手作り流しそうめんを行いました!
会場は、沼田市利根町にある「南郷の曲屋」です。
夏真っ盛りの8月。台風が心配されましたが、無事に実施することが出来ました。
〈今回の田舎体験ツアー〉
・竹を切ってオリジナル器作り
・竹を組み立てて、流しそうめん!
・南郷温泉-しゃくなげの湯-入浴
Q,南郷の曲屋って?
南郷の曲屋は「なんごうのまがりや」と読みます。
旧鈴木家住宅とも言われ、古くは鈴木家の住居でした。
1785年竣工と推定されており、2025年には竣工から240年を迎えます。
現在の曲屋は保存のための改築により、若干縮小されています。
ただ、柱や梁は当時の物を使用しており、時代を感じることが出来ます。
現在は沼田市の重要文化財に指定されており、施設内では、そば打ちやうどん打ち、おやき作りをはじめとした様々な体験メニューが用意され、足湯も楽しむことが出来ます。
器作り
ほど良い太さの竹を切り出して、器にします。
地元産を使用した竹は、紙やすりでバリを落とし、最後は大釜で茹でて煮沸消毒をしました。
組み立て&流しそうめんスタート!
流しそうめんの台や脚は事前に加工したものを準備して、当日、参加者の皆さんと脚を設置して台を固定しました。
約8mの長い竹を2本使用した、全長約16mの大きな流しそうめんは、竹の接続部分に穴をあけてそうめんと水が落下するように作成しました。
今回は、南郷の曲屋管理組合の鈴木圭子組合長の知り合いの方にお手伝いいただきました。
縁側に座りながら竹の器で食べる流しそうめんは格別です!
スイカ割
地元で採れたスイカをキンキンに冷やしました🍉
子供も大人もスイカ割りを楽しみました!
都会だとなかなかできないスイカ割りも田舎でなら気軽に体験できます♪
流しそうめんとスイカ割り。
夏の風物詩ですが、なかなか出来ない体験ではないでしょうか?
参加された皆さんの思い出になって、また遊びに来てくれたら嬉しいです。